この記事は「週刊少年マガジン」で絶賛連載中のサッカー漫画『ブルーロック』1巻(1~4話)のネタバレになります。その他の巻(話)に関するネタバレは下記のリンクからご覧ください。
▶【ブルーロック】のネタバレまとめ
※ネタバレを避けてあらすじ・感想を知りたい方は下記の記事をお読みください。
▶【ブルーロック】のあらすじ・感想・最新刊の発売日まとめ
目次
『ブルーロック』5巻のネタバレ
第32話「衝動」
3-3の引き分けという状況に裏切り者の久遠(くおん)は焦ります。もしかして、このままチームZが勝ってしまうのではないか・・・?
焦る玲王(れお)たちチームVでしたが、その時今まで自分から動こうとしなかった凪(なぎ)が走り出しました。
「玲王、俺やってみる」
チームZの進化を目の当たりにして、凪は感じたのでした。
「俺を試したい」”好奇心”という名の衝動が。
そして覚醒した凪はゴールを決めます。せっかく同点まで持ち込んだ世一(よいち)たちチームZでしたが、またも4-3で1点リードされてしまいます。
凪「サッカーって面白いんだね」
凪誠士郎(なぎせいしろう)の人生は退屈で満ちていた― 衝動を手に入れるこの瞬間までは
第33話「波状攻撃」
またも意気消沈するチームZの面々でしたが、そんな彼らに雷市(らいち)は叫びます。
「バカか!?攻めろカス!!攻めろ攻めろ攻めろぉぉ!!!」
「中盤は俺とこの潔(いさぎ ※世一)でなんとかする!!攻めろ!!!」
「死ぬまで攻めろ!!撃ち合えバカ!!!」
「お前らストライカーだろぉ!!?」
試合終了まで あと 13:59。彼らの心に再度火が灯ります。
千切(ちぎり)がボールを持って走ります。斬鉄(ざんてつ)が再び迫りますが、千切がそれを追い抜きます。ですが、目の前には凪が構えていました。
「甘いぞ天才…奪いならこの位置だ!!」
凪の前に世一が躍り出ました。世一はフィールドの動きを読んでいたのです。
そして千切にボールを返し、駆け出しシュートを放ちます。ですがGK(ゴールキーパー)に止められてしまいます。ですが、弾かれたボールの先には我牙丸(ががまる)、ボールを蹴り上げます。
飛んでいくボールの先には國神(くにがみ)、見事シュートを決め、再び4-4の同点に持ち込みました。
世一「予感(よみ)通り!!」
世一は自分の想像通りに試合が運んだことに驚きつつも、自分の武器 “空間把握能力” の活用方法にとうとう気付いたのでした。
「この眼と脳で俺は戦場(フィールド)の”未来”へ行ける!!!」
第34話「このままで」
一方、チームZを裏切った久遠(くおん)は過去を思い出していました。
サッカー部の中で自分だけが本気で取り組み、それを仲間たちには理解されなかった過去。彼はその経験から仲間を信じられなくなっていました。
「たとえ1人になろうとも、どんな手段を使おうとも、俺は俺が勝つためにサッカーをする!!」
残り時間 5分 ― 得点は4-4。
逆転に近づくチームZを見ながらも久遠は自分に言い聞かせます。
「このまま何もしなければ俺は生き残れる・・・!!」
試合はクライマックス、斬鉄が隙をついてロングパスを放ち、その先にはいつの間にか凪が走り出していました。しかし、世一もまた同じく走り出しています。ですが、凪の超絶トラップを前にボールを奪うことができません。
またも、凪にゴールを入れられてしまうという瞬間、なんとずっと傍観していた久遠が凪に向かって飛びついたのです。久遠はレッドカードで退場となってしまいますが、チームメンバーに言います。
「これでまだ戦えるだろチームZ(おまえたち)…」
試合終了まで あと 00:59
第35話「ラストチャンス」
意外な行動をとった久遠に國神が尋ねます。
「何もしなきゃ生き残れたのに、なんのマネだ?」
このままチームZが負けた場合、レッドカードになった久遠は”青い監獄(ブルーロック)”から退場となってしまいます。それなのに、自分にとって不利になることをした久遠に他のメンバーも問いかけます。久遠は答えます。
「…うっせぇな、わかってたよそんなこと…」
「わかってたけど…身体が動いちまっただけだ…」
最後に絶対勝てと言い残して久遠は去っていくのでした。
ファールをされた玲王のフリーキックから試合は再開します。
何とかゴールを防ぐGKの伊右衛門(いえもん)でしたが、弾いたボールの前には斬鉄。シュートを放ちますが、雷市がそれを防ぎます。
ですが、弾かれたボールの前には凪、シュートを放ちます。ボールはブロックに飛び出した4人を通り越しゴールに迫ります。そこに我牙丸が飛び出し、何とかゴールを防ぎます。
そして、そのボールを奪ったのは世一でした。
「さぁ、最後の反撃(ラストチャンス)だ」
第36話「いまここにある」
ボールを持って走る世一と、それに並走する千切・國神・蜂楽。3人は連携しながら一気に敵のゴールまで駆け抜けます。
蜂楽がロングパスを放ちます。
「信じるよ潔…、最後の一撃…」
そして、パスの位置には世一、シュートを決めようと走ります。しかし、後ろからは凪が迫っていました。やっとのことでゴール前までたどり着いた世一でしたが、絶体絶命の状況です。
第37話「最後の欠片」
このままではボールを奪われてしまう状況の中、世一の頭の中に思考が駆け抜けます。そして世一は自分のもう1つの武器に気付くのでした。
「俺の成功(ゴール)の最後の欠片(ピース)は ― 」
「直撃蹴弾(ダイレクトシュート)だ!!!」
そして世一は見事敵のゴールにシュートを叩き込むのでした。
試合終了を告げるアナウンスが響き渡ります。
「5-4でチームZの勝利!!! 」
最終戦 勝者 チームZ、一次選考突破!!
第38話「もっと」
必死で勝ち取った勝利に歓喜するチームZ。選考終了後、彼らは自室で休息の時間を楽しんでいました。
世一は試合の中で確かに自分の勝利への”方程式”が組みあがるのを感じていました。
彼らはこの勝利を噛みしめながら眠るのでした。
第39話「飢餓」
絵心(えご)から次の試験について言い渡されます。第二次選考の前に、身体強化トレーニングを行うと。彼らは過酷なトレーニングに励む日々を過ごしていました。
そして10日間におよぶトレーニングの後、中央エリアに集められた面々は衝撃の事実を知ることになります。
今まで5つある訓練棟のうち、自分たちが第五号棟=最下位チームだと思っていたのですが、なんと他の棟もすべて”第五号棟”、つまり全員が自分が最下位チームだと思わされていたのです。
そしてそれは絵心が彼らの自信をへし折り、ハングリー精神を育てるために仕組んだことでした。
それを知り反論する選手たちでしたが、絵心は言い放ちます。
「世界一になるための”ゴールへの飢餓(ハングリー)”、それを手に入れるのが”青い監獄(ブルーロック)”だ」
「その”飢餓(ハングリー)”が世界を変えるエゴになる」
「さぁ二次選考といこうか」
第40話「二次選考」
絵心は二次選考について説明をします。今までの一次選考はストライカーとして”0”を”1″にする意味を知る試験でしたが、次は”1″を”100″にする、つまり自分の武器をさらに強くする試験 だと。
二次選考では5つのステージを順番にクリアしていく形式になります。
1つ目のステージの扉をくぐることに躊躇している選手たちを前に、1人の選手が超絶的なボールコントロールを見せつけ扉をくぐります。
モニターに表示された名前は “糸師凛(いとしりん)”。
彼のテクニックを前に驚愕するチームZの面々でしたが、気を取り戻し扉をくぐっていきます。
そして、第二次選考 1stステージが始まります。